中小製造業工場リーダー育成に特化する理由

経営者が経営に専念できるために

 

 

 

 

経営コンサルタントとして独立した2003年以来、これまで数多くの中小製造業を支援させて頂きました。
その中で、

  • 経営者が多忙なため工場人材育成の余裕がない
  • 現工場長が20年以上工場長を務めその体制がほぼ固定化している

など、工場リーダー育成がおろそかになり現場リーダーが育っていないという課題を抱える中小製造業が多くあり、この課題を解決することで中小製造業のまずは存続そして成長を下支えすることを経験してきました。

こういった私なりの経験や問題意識から、中小製造業工場リーダー育成に特化した支援を行うようになりました。

育成する対象

  • 現在の工場長あるいは将来の工場長候補
  • 工場長を支える右腕、左腕あるいは加工、組立て、検査など製造各部門のリーダー(職長、ライン長など会社によって呼称は様々)

工場リーダーの定義

  • 日々の工場運営において責任と権限を持つ(顧客からの重要なクレーム対応や高額の設備投資の判断などは経営者が関与する場合もあるが、これら以外の日々の生産活動に関する判断や指示は基本的に任せられる)
  • 工場の年間計画の立案が出来る(中小製造業の場合、工場長も生産に直接入ることが多々あり、それはやむを得ません。しかし生産活動に埋没することなく、設備保全や社員教育、改善活動など工場内の年間計画を自主的に立案できる)
  • 計画に基づく実行とフォロー(予期せぬ品質不良や顧客からの納期や数量の変更、材料の入荷遅れなど工場では様々なトラブルが発生しがちですが、これらに振り回されるのではなく、年間計画を着実に実行し、現場をフォロー)
  • 経営者に対する適宜の報告連絡相談(本社と工場が物理的に離れた場所にある場合、工場側からの情報発信は特に重要)
  • 熱い思いを胸に現場を牽引(過去の苦い教訓などをもとに工場内での事故は一切起こさないといった自分自身の熱い思いをもとに現場作業者を引っ張る)
  • 仮に自身が60才以上であれば、後任の工場リーダーの育成に尽力(自分はまだまだ体力も気力も大丈夫だから当面心配いらない、ではなく、自分の後任を任せられる人材がいない、でもなく、時間を掛けてでも育成する取り組み)
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